なぜ予想問題ばかりやるのか
なぜ予想問題ばかりやるのか
入試直前のこの時期、予想問題・過去問→解説・直し→類題演習
これを繰り返しています。
過去問はいいとして、なぜ予想問題ばかりやるのか、
これまで勉強してきた問題集の解き直しだったり教科書を使って勉強しないのか、と思うかもしれません。
しかし、この時期に教科書をはじめから読み直したり、問題集をもう一度解く、(あるいは新しい問題集をはじめからやる)というのは基本的にはおすすめしません。(基本的にはmです。たまに例外もあります)
理由は、3つあります。
1つ目は、時間がない中で点数を上げるには、もうちょっとで取れそうな問題・単元を見極めて勉強することが最も合理的であり、もうできている問題や本番では解くことが難しい問題を勉強する時間がもったいないからです。
勉強しても今から解けない問題は捨てるべきですし、もう解ける問題を何度もやるのは無駄な面もあります。(時間を測ってスピードをつけるためにやるのはいいですが)
予想問題などの全範囲を網羅した問題を何度も解き、もうちょっとで解けそう、これが合否を分けるという問題に絞って重点的に勉強する。
これが最も本番で点数を上げる勉強です。
2つ目は、問題の慣れが重要だからです。
神奈川県の入試問題の傾向として、大量の情報を時間内に処理する必要がある、という特徴があります。
なので、問題に慣れていないと時間内にうまく解けなかったり、問題文を読み切れなかったりすることが起こります。(特に英・数・国です)
なので、徹底的に時間意識をもち取り組むべきです。
国語や英語は問題に慣れてくればそれだけで点数が上がってきます。数学も試験での駆け引きが非常に重要なテストです。
予想問題で本番慣れをしましょう。
3つ目は、勉強していないと忘れるからです。
入試問題は範囲が広いので、勉強していないと忘れます。理科や社会は前日に勉強した問題がでればほとんどの生徒は間違いないく正答率が上がります。
だから、ぎりぎりまで勉強すべきですが、さすがにすべての範囲を1か見直す時間はないです。
ところが、入試問題や予想問題はものすごくバランスよく作られています。
なので、これを毎日取り組んでいけば全範囲を効果的に復習できます。
みやうち塾で使っている過去問・予想問題は
過去問 → 2017年以降と追試験
予想問題 → 教育開発出版・育伸社・伸学工房・エデュケーショナルネットワークス
とあります。
最後まで予想問題・過去問で範囲を網羅しましょう。