【個別指導】単語の覚え方



こんにちは

個別指導コース担当の藤原です。

みやうち塾の個別指導の様子です。






先日、中学2年生の生徒を指導させていただきました。

1・2年生、テストまで残り2週間と迫ってきております。




取り組んだのは、英語集中(80分)です。





まずは英単語のチェック。


範囲は、教科書「Here we Go!」のUnit5の新出単語です。

かなり回数もこなしてきていたので、書けるようになってきたかなと思いましたが、

Unit5の39問中、回答できたのは5問・・・。




正解率は、前回より上がっていますが、このペースだと少し心配です。


そのため、今回の出題範囲の39個を全て書いてもらい、数分後に再テストをしてみました。


再テストの結果は39問中、5問正解。

終わってすぐのはずなのに、1個も書けるようになっていない!


流石にこのままでは終われないので、もう一度39個の単語を書き、スペルの確認をし、再々テスト。


その結果は39問中、5問正解。


あれ、デジャヴ?時が戻ったのか?

しかし、現実でした。3回やって、書ける単語が1単語も増えていなかったです。


多分、この方法だと、同じことの繰り返しになってしまうので方針を変えました。


「この10個だけは覚えよう」

と、範囲を絞りました。39個というのが生徒にとっては膨大な数だったのかもしれません。


すると、10個全て見事覚えることに成功。10問中、10問正解。


ただ、本来覚えて欲しい数は39個(厳密にはもっとあります)


そのため、「次は13個覚えよう」と、さらに3個の単語を追加。

その範囲で、テストをすると、またもや13個全ての単語を書けるようになっていました。


このやり方を使って、最終的にはこの日のうちに、15個まで書ける単語を増やすことができました。

当然ですが、何日か経つと忘れてしまうので、繰り返しつつ、短期記憶を長期記憶にしていきましょう。


まずは脳の短期記憶に保存する方法を見つけられたのでよかったです。


最初の「39個をまるまる覚えようとする」というのは私の学生時代のやり方でした。


範囲の全て覚えようとする

1回で覚えられる単語と、覚えられない単語がわかる

覚えられなかった単語を意識的に多めに書くなどして覚える

再トライ

少しずつ覚えられない単語が減っていく


この流れで、知識や暗記の分野に取り組んでいました。


しかしこのやり方が全ての人に当てはまるわけではないです。

「範囲をまず短期記憶可能な分量に絞り、そこから広げていく。」

このパターンで暗記に取り組んでいく方が効率が良い場合があります。


それぞれ効率的な学習の方法は個人個人で違っている、ということを改めて感じました。

そして、各個人に合っている学習にいかに早く導いてあげられるかが、我々の仕事だなと気付かされました。(もちろん、分からない部分の解説や勉強量の確保など他にもたくさん役割はあります)



単語のあとは助動詞を3文(will,must)、さらにThere is〜の文章の和文英訳を出題。


助動詞の位置、疑問文、否定文の作り方自体は問題ありませんが、やはり前回以前の範囲の単語のスペルに不安があります。

これもとにかく繰り返し、様々な場面で使っていき長期記憶に定着させましょう。

There isに関しても、日本語から組み立てるときに発想としてThere isを使うということが出てきていませんでした。

確認後は、ミスなく書くことができていました。



以上のような指導内容です。





最初の超勉祭が終わり、

いよいよ定期テストムードに突入しています。

今週も「超勉祭」はありますので、お祭りにノリノリで来ちゃってください!


あとは、体調管理を徹底しましょう!!!

この時期は冷えて体調を崩しやすいです。コロナ、感染症にとにかく気をつけてください。

みやうち塾も換気、消毒、徹底して取り組んでおります。

(机・椅子消毒済み)




藤原